当てはまると要注意!毒親が生まれやすい家庭って?
「毒親」と言っても千差万別ではありますが、毒親を生み出す家庭にはいくつかの傾向があります。
下記に挙げるもの全てが当てはまらなくても、「こんな特徴があると毒親を生みやすい」という一例としてご参考ください。
毒親が生まれやすい家庭とは?
家族内や近隣との関係に不和がある
両親の仲が悪い、近しい親戚や知人と仲が悪いなど、家の中や近隣との間に不和がある家庭は毒親を生みやすい傾向にあります。
- 日々の生活の中で罵詈雑言、暴力や暴言が交わされる
- 家庭の中(または親戚内、近所内など)で派閥があり、子どもが巻き込まれる
- 子どもを自分の派閥に取り込もうと、洗脳する
こういった家庭に育つ子どもは、自分は嫌われないために振る舞うようになります。所謂「恐怖政治」ですね。
親としては扱いやすい子どもになりますが、自然と自分の意思に蓋をしたり、親に気に入られることを優先してしまい、ストレスが溜まります。
絶対守らなくてはいけない、過度なルールがある
もちろん、家族が安心して信頼し合って暮らすためには多少のルールは必要です。
よくあるルールの代表は「門限」ですね。
真夜中まで子どもが出歩くことは自治体や学校から止められていますし、当然防犯面を考えても避けるべきです。
ここで重要なのは、ルールが「過度である」ことです。
「過度」の判断基準は価値観に寄るところが大きいため曖昧になりがちですが、下記に当てはまる場合は「過度である」と見なして良いでしょう。
- 親が一方的に突きつけたルールで、子どもは納得していない
- 周囲から客観的に見て、度が過ぎている
- 万が一(少しでも)破ったときに、過度な叱責や侮辱を受ける(破ったときに教育的に説くのではなく、極度な精神的苦痛を与えることで強制力を高める)
子どもにとって「家庭」は「世界」
閉鎖された家庭内で権威を振りかざし、恐怖心を煽ってくる親だとしても、親は子どもにとっては絶対的存在。親に決定的に嫌われるのは、子どもにとっては非常に恐怖なんですよね。
学校に通っていても、帰るのは家庭です。家庭は、子どもが人格を形成するのに非常に大きな影響を及ぼします。
子どもにとって美しい世界(家庭)を見せられているか?
親は常に自問自答していたいものですね。